ボイスメモ
iPhoneのボイスメモの音を大きくする方法
結論
ボイスメモの音を大きくするには、ボイスメモから音量ブースターに共有し(録音をタップ → ⋯ → 共有 → Increase Volume)、「音質を改善」をオンにして「音量倍率」を×5〜×10にし、「音量をブースト」をタップします。「オリジナル/処理後」を聴き比べ、「処理後をダウンロード」で大きくなったM4Aを保存します。ボイスメモの「録音を補正」は再生時のノイズを減らすだけで、ファイルは変わらず、共有しても大きくなりません。
会議テーブルの端から録った音、教室の後ろから録った講義、小声で話す人へのインタビュー。言葉は録れているのに、最大音量でも耳を澄まさないと聞き取れない――。ボイスメモには再生オプションがいくつかあり、そのどれかで録音が大きくなると思われがちですが、実際にはどれもファイルを大きくしません。
このガイドでは、ボイスメモでできることと、小さな録音を1分で大きく、共有しやすいファイルに変える方法を説明します。
ボイスメモでできること・できないこと
録音を開いてオプションアイコン(スライダーのアイコン)をタップすると、次の項目があります。
- 録音を補正:背景ノイズと反響を減らします。便利ですが*再生時*の設定で、Appleによれば録音そのものは変更されません。
- 無音部分をスキップ・再生速度:便利ですが音量には影響しません。
- スタジオ音質の声(対応機種):部屋の反響を抑えます。これも再生時のみです。
- トリミング/置き換え:長さや内容を変えるもので、レベルは変わりません。
ボイスメモには、保存されたファイルのレベルを上げる機能はありません。共有すると、相手は元の音量で聞くことになります。
録音が小さくなる理由
iPhoneは録音中に感度を自動調整しますが、数メートル離れた話し手や、画面を下にしてマイクがふさがった状態までは補えません。その結果、ピークがデジタルの上限より大きく下にある録音になります。この余白こそがブースターの使える範囲で、小さい録音なら通常×5〜×10でも音割れしません。
音量ブースターでファイルを大きくする
音量ブースターはボイスメモが書き出すM4Aファイルを開き、長さとサイズを表示して、音量を最大×10まで上げます。「音質を改善」は話し声の聞き取りやすさを重視した処理で、まさにボイスメモ向きです。保存前に「オリジナル/処理後」で確認でき、大きくなったファイルは新しいコピーとしてファイル・メッセージ・メールなどへ保存できます。
手順:ボイスメモの音を大きくする
ボイスメモにある録音ならどれでも使えます。
-
1
録音をアプリに共有する
ボイスメモで録音をタップし、⋯ →「共有」をタップして、アプリの列からIncrease Volumeを選びます(先に「ファイルに保存」してアプリから追加してもOK)。
-
2
「音質を改善」をオンにする
オンにすると、ブーストが話し声を優先します。
-
3
倍率を選ぶ
「音量倍率」をまず×5に。離れた場所の録音は×8〜×10が必要なことがよくあります。「音量をブースト」をタップします。
-
4
聴き比べる
録音の一番大きな箇所(笑い声、カップを置く音など)で「オリジナル/処理後」を切り替えます。割れるなら倍率を下げます。
-
5
処理後をダウンロード
「処理後をダウンロード」をタップし、「ファイルに保存」を選ぶか、メッセージ・メール・LINE・メモに直接送ります。
コツ
- iPhoneを仰向けに置き、マイク側を話し手に向けて、失礼にならない範囲で近づけて録りましょう。どの設定よりも効果があります。
- 文字起こしをするなら先にブーストを。大きくクリアなファイルほど音声認識の誤りが減ります。
- 元の録音はボイスメモに残しておきましょう。ブーストしたコピーは別ファイルです。
そのほかのよくある質問
「録音を補正」で音は大きくなりますか?
なりません。再生中の背景ノイズと反響を減らす機能です。Appleによればこれらの再生設定は録音を変更しないため、共有した録音は元のままです。
ブーストした録音はどの形式になりますか?
共有したのと同じ音声形式です(ボイスメモはM4Aで書き出します)。アプリは新しいファイルを作るので、元の録音はそのままです。
送られてきた録音も大きくできますか?
はい。メッセージ・メール・LINEなどの音声をファイルに保存(またはアプリに直接共有)して、同じ手順でブーストできます。
音量ブースターはファイル内の音声を大きくし、新しいコピーとして保存します。iPhoneのスピーカーの物理的な上限を超えたり、システム全体の音量を変えたりすることはできません。